INTERVIEW

50人に聞く「ゲーム=人生そのものを楽しむ心」とは

小林和人

小林和人

Roundabout / OUTBOUND 店主

Q これまでの人生で最も粘り強く頑張った(もしくは現在進行形で頑張っている)ことは?

1999年の或る日、何も判らないままRoundaboutを開店させてから約18年。何代も続く老舗からすればまばたき程度の時間かもしれませんが、些細な事件から困難な出来事まで色々と乗り越えながらどうにかやってきました。地道に何かを積み重ねていく事が苦手な自分がなんとか続けていられるのは、もちろん人と接するのが好きだからということもありますが、もうひとつ、続けることでしか見られない景色を見たいという欲求が原動力になっているのだと思います。それが完全に満たされる時まで、投げ出さず続けるのみです。 

Q日々の暮らしや仕事など、人生を楽しむ秘訣

限られた人生の時間の価値を高めるにはどうすれば良いか?という命題に応えるべく、私は「せっかくだから精神」を大事にしています。せっかくだからひと事書き添える、せっかくだから少し遠回りでも公園を通っていく、せっかくだから最後まで手を振って見送る。とはいえ、一定のスピード感も要求されるこのご時世、せっかくをこじらせて相手に迷惑をかけてしまっては本末転倒。人生にはさじ加減も重要なのでした。

プロフィール

1999年、機能的で実用的な国内外の生活用品を扱う店 Roundabout(ラウンダバウト)を吉祥寺にて始める。2008年には、物がもたらす作用に着目した品揃えを展開する場所 OUTBOUND(アウトバウンド)を開始。建物の取り壊しに伴い、2016年4月よりRoundaboutを代々木上原に移転。京都の町家ホテル「四季十楽」の家具選定をはじめとしたスタイリング業務や、執筆の仕事も手掛ける。著書に『あたらしい日用品』(マイナビ)がある。
http://outbound.to

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