日本の伝統と文化を日常に寄り添うものに。
自然の恵みを生かし、人の手によって長く受け継がれ、
大切にされてきた素材や技術。
これらを日常に寄り添うものに生かしたい。
そんなコンセプトで生まれた、第一和「紬」コレクション。
2018年は鹿児島県の伝統を取り入れたシリーズをご紹介いたします。
奄美大島の伝統に見られる秋名バラ柄をモチーフにした「アキナバラ」や、
古くから受け継がれる伝統的製法の泥染めで染め上げた糸を使用した「アザリ」。
両シリーズとも今期テーマのエッセンスがつまった作りに。
約1,300年の歴史を誇る、日本の伝統 ”大島紬”
奄美大島に1,300年前より受け継がれる伝統的製法で丹念に染め上げられた麻糸を横糸に用い、オリジナルのキャンバス生地を開発。
本場大島紬に使用される泥染めの技法で織られた糸や、奄美大島や沖縄に自生する福木(フクギ)染めの糸を使用した「アザリ」。
大島紬の中でも代表的な柄の一つとして有名な”秋名バラ柄”をモチーフに、女性物の最高位と言われている、全体的に落ち着いた雰囲気にポイントの十文字が入っている柄を、genten定番素材の革に、籠目を表すステッチで表現した「アキナバラ」。
古より人から人へ受け継がれてきた技法を取り入れつつ、デイリーに使えるバッグと小物が誕生しました。
日常に寄り添うバッグの魅力
自然の染料に由来する落ち着いた色合い、
使い続けることで味わいを増すオリジナルのキャンバス&レザー。
製法と使いやすさのためのこだわりが詰まった新コレクション"第一和「紬」"。
職人が手仕事で紬いだアイテムは、使い込むほどに味わいが増して、
いつもそばに寄り添ってくれる存在に。
1,300年前より受け継がれる、大島紬には無くてはならない伝統的な技法「泥染」。
泥染めされた木綿糸を方眼のような模様に織り込んだ風合いを楽しめる、オリジナルキャンバス生地を開発いたしました。
ヌメ革をあしらうことにより、シンプルにざっくり仕上げたシリーズ”アザリ”。
FEATURES
FEATURES : 1
奄美大島に受け継がれる伝統を
異なる染め方で色展開
ヌメベージュの生地には、植物藍で染めた後、本場大島紬に使用される泥染めを施した「藍+泥」染めの糸を使用。
一方、カーキの生地には、奄美大島や沖縄に自生する直物で、家を守り、福をもたらすと親しまれている「福木(フクギ)」染めの糸を使用。
通常は木の幹部分だけを使用するが、葉の部分までチップにし、煮出しています。
FEATURES : 2
付属の革、チャームにもエッセンスと技術を
付属の革には前述の定番ミネルバボックスと、国内産の厚口ヌメの2種類を使用。
持ったときにちらりと見える底面の革のあしらいが他にはないアクセントです。
また、付属チャームには、大島紬の代表的な龍郷柄を象った、希少な屋久杉のプレートを革に嵌め込み、細部にまで拘りぬいた仕上がりに。
FEATURES : 3
メンズライン「dan genten」はざっくりワイルドに
生地には、植物藍で染めた後、本場大島紬に使用される泥染めを施した「藍+泥」染めの糸を使用。
革には発色の良さと品質で定評のある※italpel社オイルヌメ革を要所にあしらい、補強とともにコントラストを効かせています。
男らしくかつ、どことなく和テイストも兼ね備えた仕上がりです。
※トスカーナ産の最良質な成牛のダブルショルダーオイルヌメを使用。エイジングの良さは格別。
小物には、バッグの底部分のデザインを採用。総ミネルバボックスで本格的な仕上がりに。
INFORMATION
2018年春夏コレクション 第一和「紬」
フェア終了のおしらせ
新コレクションの入荷に合わせて、全国のgenten、dan genten、
ならびにgenten ONLINE SHOPにて3月21日(水)まで開催されていたフェアは終了いたしました。
期間中、ご利用いただき御厚情のほど、心よりお礼申し上げます。